2002年の日の出
ラロマラバの宿舎よりウポル島を望む。
憧れの南太平洋で2年間生活するという超幸運に恵まれた。国際協力事業団(JICA)のシニア海外ボランティアとしてポリネシアのサモアに赴任することになったのである。
仕事はサバイイ島にある電力公社の発電所に設置されているディーゼル発電機の保守の指導で、2001年7月から2003年7月まで現地に滞在する。宿舎はラロマラバ村にあるホテルのリース用の一軒家である。サモアはポリネシアで最初の独立国となり今も民族の伝統的な生き方を守り続けている自然環境に恵まれた地上最後の楽園と言われている。
ヨット「空海」での航海ではないがこのHPで2年間の生活を通してサモア紹介する。
サモアのプロフィール
・位置:西経171-172°、南緯13-14°
・大阪からサモアまでの距離:約7500km
・サモアの首都:ウポル島のアピア、人口35,000人
・独立:1962年
・国土面積/人口:2,934km2/168,000人
・政治:立憲君主制
・気候:熱帯海洋性気候、年間平均気温26~27℃
4~10月が乾季、11~3月が雨季
・宗教:キリスト教が国教
・言葉:サモア語と英語が公用語
アピア
アピア湾、この写真の左側に見えるビルが政府合同庁舎である。
乾季には下の写真のように多数のヨットが停泊している。
下の写真はウポル島にあるパラダイス・ビーチ、1952年ゲーリー・クーパーが主演した「楽園に帰れ」のロケ地となって世界に知れわたった所である。現在も当時のままの状態で残っている
サバイイ島
写真の中ほどの入り江に突き出した小さな岬の先端に私の宿舎がある。
このラロマラバ村にあるホテルのリース用一軒家が私の宿舎、発電所までは車で通勤している。
発電所
写真中央やや下に見える開けた所が、私の仕事場である発電所。
下の写真はサバイイ島にあるラゴトビーチ、私の宿舎から車で約30分で行ける。
このラグーンでは枝サンゴ見られる。スノーケルで楽しむことが出来る。
陽気なサモアの人たち、2001年のクリスマスパーティーにて、何かイベントがあるとダンスになる。
伝統的なマタイ制度が厳格に守られている、マタイ襲名の儀式。
発電所のMechanical Division のメンバー